2ntブログ
裸のまま四つん這いになった私は、
昼間の真っ赤なリボンでウエストをぐるぐると何重にも巻かれ、
今度は背中の側で大きな蝶々結びをされていた。

お尻を向けた格好で
二人の座るソファの足元から2メートルほど離れた所に
じっとしてるように命じられていたのだ。

さっき、ケーキをちょこっと味見した事もすっかりバレていた。
それで二人がケーキを食べてる間、
こんな格好でお預けを言い渡されていた。


高くあげた白いお尻が真っ赤なリボンで強調されている。


そしてリボンには、手芸店で買ってきたサイズ違いの鈴が沢山ぶら下がり、
動くとシャランシャランと鳴るようになっていた。



「動いたら音がするからわかるのよ!
 お仕置きなんだから、物になって、じっとしてなさい!」
「ほら!お尻をもっと高くあげてちゃんと見せてなさい!」
「足をもっと開いてモジモジしないの!」
「頭を下げて!」


美咲はトオルと一緒にソファに座り、
週末はいつも借りてくるビデオで映画をみながら時折私を叱咤した。


二人が映画を見始めて30分もした頃、
突っ張っていた両手が痺れ、
私はドスン!と頭を床についてしまった。

その音を聞いた美咲は映画を一時停止し、
私のお尻を平手でパシン!パシン!と30回ほど叩いた。

リボンに付いている鈴が、
スパンクする音と同時に、
シャラン!シャラン!シャラン!シャラン!っと鳴った。

「ほら、頭を置いてもいいよ。」
美咲は私の頭の下に薄いクッションを敷いてくれた。


しばらくして、私は足も疲れて泣き言を言った。
「どうしてもっと我慢できないの!」

美咲の平手がお尻に100回打ち下ろされ、
その度、腰についたリボンの鈴が、シャラン!シャラン!シャラン!!シャラン!!と鳴った。

そして「あぅ!」「あぁ!」という私の声と一緒に音楽を奏でた。

「全く困った子ね!ココにお尻を置きなさい!」

美咲はお腹の下に大きなクッションを入れてくれた。


これで足は少し楽になったが
反対に私のお尻は大きなクッションの上でさらに高い位置に固定され、
余計恥ずかしい格好を晒す羽目となった。

でも二人は映画に夢中になっていたので、
私の方など見てはいない様にも思えた。



やっと映画が終わり、
二人が映画について熱く論じ合ってる間も、
大きなクッションの上にお尻を乗せたまま、
私は物になって反省させられていた。

二人は大の映画ファンなのだ。
ともすると、このままずうっと1時間でも2時間でも話が終わらない・・
その間は一言も話してはいけない約束だ。

今日も困ったなーなどと、少し油断している時だ。



「エリカ!何だらっとしてるの!? おいで!」
美咲の声に振り向くと、
美咲は手に革の首輪を持っていた。
私用に作った特別な首輪だ。
美咲は私用に作ったいろいろな首輪を5つも持っていて、
その日の気分で変えていた。


急いで四つん這いになり、
クッションからお尻を外して美咲の方へ這っていった。
そして、美咲とトオルの座っているソファの前までいき跪き、
両手を後ろに回し美咲の言葉を待った。


すると隣でトオルの優しい声がした。
「エリカ。のど渇いただろう? ほら紅茶飲め。冷めちゃったけどな。」

私は両手を後ろに回したまま、
トオルの差し出してくれたティーカップに口をつけた。
トオルは私の頭を後ろで軽く支えながらティーカップを傾けてくれた。
私はこぼさないように、注意深くお茶を飲んだ。


「トオルは本当によく気がつくわね?!」
半ば嫌味のように美咲が言い、
「ほら、もういいの? 飲んだらさっさとこっちにおいで」

エリカはもともと美咲のペットなのだ。
美咲が首輪を持って「おいで」と言ったら、
いつもこのようにするのが決まりだった。


     
        紅茶とリボン5 へ・・

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