メイドの日には、
ふりふりエプロンの、裾の短い可愛いいメイド服。
下はガーターベルトとガーターストッキングでドロワース。
それが今日のご主人様のご注文です。
朝からいっぱいお仕事を言いつけられます。
まずはご主人様の家の中を雑巾がけしなければなりません。
それはとても大量なのです。
以前、ご主人様がちょっとお出かけしてる隙に
「あ～もう疲れちゃった」
とこっそり、クイックルワイパーを使ってる所を見つけられて、
ひどい目に合いました。
翌日までずきずきお尻が腫れあがるほどひどく鞭打たれたんです。
だから・・ちゃんとバケツに水を汲み
雑巾を絞って玄関から廊下リビング、階段、寝室・・・と
隅々まで床を這ってお掃除です（涙）
ちょっとでもサボっている所を発見されたら、
その場で四つんばいのままお仕置きされます。
ご主人様がお仕事で外出されない休日が
＜メイドの日＞ に指定される事が多いので
大抵は昼食の用意もします。
その日はとても暑かったので、
キッチンでお昼ご飯を作ってる最中に、
冷凍庫からこっそりアイスキャンディを取り出して
ペロペロしてました。
その時突然、ご主人様がキッチンに入って来られました。
エリカは慌ててアイスキャンディーを後ろに隠しました。
「何をしてるんだ？」
「あ・・いぇ・・・」
「何をしてるのか？と聞いているんだ。」
「・・・・」
こうゆう時に時間をかけると良い事がないので、
そろそろと後ろに回した手を前に出し、
「・・・ごめんなさい・・ これ・・ 食べてました・・・」
「・・・昼ご飯の準備はできたのか？」
首を横に振ると、
ご主人様は近づいてきて手からアイスキャンディーを取り上げ、
エリカのあごを掴むと、それをエリカの口に押し込み、
「落とさず咥えてなさい。今すぐ床に四つんばいだ」
と怖い声で言いました。
エリカが四つんばいになると、
「困った子だ」
とつぶやき、 常時キッチンの隅のフックにかけてある
微罰用のバラ鞭を取りに行き、一振り、ひゅっ!っと鳴らし
「ちゃんと言いつけられた仕事ができない子には
お仕置きだろう。」
と、エリカが息をつく間もなく、休みなく１００回叩きました。
そして、
「早く作りなさい！はらぺこだ！」
と言い残して出て行きました。
エリカは急いでアイスキャンディーで汚れた床を拭きながら、
ひりひりするお尻をさすり、涙を拭きながら、
「だけど・・・ ご主人様のお部屋ばかりクーラーつけてて・・
ズルいです・・」
と聞こえないように文句を言いました。
ご主人様のお食事が終わるのを待ち、
「お前も食べなさい」
そう言われてから エリカも食べます。
ご主人様は食後に近くのソファでくつろいでいると、
「今日はもう少ししたら２，３時間ほど出かけてくるから、
残りの仕事を片付けておきなさい。
帰ってきたらまだまだお前には仕事があるのだからな。」
「はい。わかりました。」
エリカは内心 やったー！と叫びました。
何故なら見たかったテレビ番組がこれからあるのです。
勿論そんなことは秘密。秘密です＾＾
「それから、私の書斎の机の上は今日は片付けなくてよろしい。
大事な資料が置いてあるから、
お前が入ってごちゃごちゃにされると困る。」
「ごちゃごちゃって・・・」
「いいね！？」
「はい！」
エリカが食べ終わるのを待って、ご主人様はお出かけになります。
玄関の所でちゃんとひざまずいて
「いってらっしゃいませ」をします。
ご主人様は、エリカの頭をポン！っと軽く叩き、
「おみやげは何が欲しいんだ？」と聞いてくれます。
「え？ おみやげですか？」
ご主人様はにこにこしています。
「お昼ご飯がとっても美味しく作れたからな＾＾」
「わーい＾＾ ケーキがいいです！」
「ふむ。ケーキか。よし。買ってきてやろう」
「ありがとうございます！」
「その代わり、きちんと残りの仕事をしておきなさい。」
「はあーーーい！」
「はーーーいじゃない！！」
「はい！」
「そうだ。」
[メイドになる日２]へ続く・・（ 下↓の next をクリックして進んで下さい。）
コメント
ガーターベルト
ガーターベルトでお掃除だなんて・・
本当にしてる人いるのかな～（笑）
Erikaは年末はいつもしなれてない水掃除で手が荒れてしまって
いかにいつもサボっているかを感じてます（汗；）
お掃除不得意なんです；
不得意だなんて
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