2ntブログ
白い双丘の奥に潜む、紅いバラの花が潤う。
ベッドにうつ伏せになった身体は熱く、
ひたすら、打って欲しいと願う。

大きな声は
「やめて」と言っているのに、
「もっと」と言っているように
部屋いっぱいにこだまして、
気持ちを煽る。

体中の細胞が一つ一つ、わなわなと、
ぎりぎりの喜びを味わいたがっている。


乱れた髪
乱れた息
汗ばむ背中

波打つお尻
握りしめられるシーツ



ねぇ
動けないように
逃げられないように
押さえつけて。
その拘束具で、その紐で、
その手でその心で。

観念したい。
あなたのいい子になる事が
一番幸せなんだと。


もう一つ枕を・・
お尻の下に入れろといって・・


ああ、ごめんなさいを
早く言いたい。
早く言わせて。
ごめんなさいって、
言いたい。

いつでもいつでも言っている。
心の中でいつでも言っている。
どうしてなのか?
どうしてなんだろう?
どうして?

これじゃよほど悪い事ばかりしてるみたい。。
そんなに悪い子じゃないのに。



でも
ごめんなさいは、
もっといい子になる切符を持ってる気持ち。
もっといい子になりたいのがスパンキー。
いい子になるために
お尻を叩かれないといけないのがスパンキー。



思い切り泣いて泣いて泣いて泣いて
その先に、
腫れ上がった目と腫れ上がったお尻。


引き換え品は大きな安心。


それはまた、
ふっと風に飛ばされてしまうのだろうけれど、
すぐにまた、
寂しい夜に凍えてしまいそうになるのだろうけれど、


その度に
その度に
お仕置きして。
一生お仕置きして。

お願いします。



包まれたい。
守られたい。

大きな愛に。

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