秘密のベールをそっとあげると、
そこに真っ白な私がいる・・
どこの誰かもわからない。
誰の親でも子でもなく、
誰の妻でも姉妹でもない。
誰の師でも生徒でも、上司でも部下でもなく、
国籍もなく名前もない。
ただの真っ白な小さな女の子。
いつ生まれたのかもわからない。
いつ死ぬのかもわからない。
そうね、人間なのかどうかもわからない・・
あなたの隣で息をして息をこらえ、
右を向けといわれたら右を向き、
目を閉じろと言ったら閉じるような・・
あなただけの為に存在するようなそんな・・
歌を歌っておくれと言われたら歌うわ。
楽しい気分で踊っておくれといわれたら踊るの。
優しいkissで包んでおくれと言われたら、
全身に甘い甘い吐息を贈るわ。
そして
僕だけのお人形になっておくれと言われたい。
はい。私もそうなりたいですと答えて、
どうかいつでも好きなときにお仕置きして、
あなたのいい子にして下さいって言うわ。
歌が下手だったら
どうしてもっと上手く歌えないんだって、
じっとしてなさいっていってるのに、
どうして動くんだって、
厳しくお仕置きしてね。
気まぐれでもいいの。
痛くても我慢するの。
あなたが可愛いよっていってくれるなら。
あなたが死ぬほど愛してくれるなら。
あなたが好きなお洋服を着て、
あなたが好きなポーズをするわ。
悪い子だったら叱ってね。
人々が寝静まった満月の夜に
いつもお願いしているの。
お月様。私をあの人のお人形にして下さいって。
いつか本当に、朝起きて、
私があの人の隣にお人形の姿で転がっているまで・・
ずっとお願いするの。
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